●びっくりしゃっくりISO書類編●

■びっくりしゃっくりISO書類編■

書類作成：

●山のような書類は本当に必要か？●

ISOをはじめるから、新しい書類を沢山つくらなければいけない。
そう思い込んでいる方がかなりいらっしゃいます。

確かに何もなければ作るしかないかもしれないが・・結構既にある書類に一工夫でOKの場合も多い。

まぁ・・ISOをはじめるんだから・・これを機に社内の書類を含め全部見直すもいいかもしれません・・。

でもこれを機にと書ききれない程項目を作ってしまって・・それを書くだけで一仕事（自業自得）になるケースが結構多い・・。

欲張らずに、必要最低限でしておいた方が・・よろしいと思います。
5W1HがあってわかりやすければOK・・。

何しろ継続的改善なんで・・最初からこだわり過ぎて極めようとするとナカナカすすまないし、やってみて不便な書式かわかる場合も多いし・・。

大まかな方がぱっと作って、それをみんなでみてみてプラスアルファしていって・・使用して・・さらにいい方向に直せば良いし・・さかのぼって書類を直す必要はございませんので・・。（お気をつけ下さい。）

そして、毎日その時にめんどうでもやっておく・・。
学校の宿題と同じである・・めんどうだからと先送りにしたりするとどんどんたまって・・大変になっていく・・。

日常使用している書類があれば・・例え余分なことがかいてあってもこの部分は企業秘密なんでと手で隠して審査をすることも出来るし・・守秘義務があるので秘密厳守するのが審査員なんで大丈夫です。

ただ、ISOの関係で書いてある部分が区別できない状態ですと・・記録や文書管理が悪いと指摘されてしまうので・・。
色鉛筆で印をしておくだけでもいいし・・別にすぐにこれですとできればいい訳です・・。

規格に書いてあるとおりでいいのです。

よく読んで、なるべく過剰なことは、やめてください。
問題は、方針・目的目標に沿って実際に努力していくことです・。
書類のつじつまだけ合わせれば・・確かにISOは、通る部分がありますが・・問題は実施です。

沢山の書類にあたふたして・・実施出来ないんでは、何にも意味がありません。
チェックリストやマニュアルも大事だとは、思いますが・・。
実際、人の心が前向きにかわってこそ効果があると思います。

●キックオフと内部ｺﾐｭﾆｹｰｼｮﾝ●

もし、キックオフするんでしたら・・社員の皆さんに・・こう言うう現状だから・・私は、こういう考えでISOを進めて行きたい・・だから協力を頼むぐらいの方が・・いいのでは無いかと思います。

社員あっての会社であり・・この不況こそチームワークが良くって全員が頑張るつもりの会社が残ると思います。

社員も人の子・・子は親の鏡　　　社員は社長の鏡・・。
会社のやり方で同じ人間を生かすも殺すもあると思います。
せっかく何かの縁で集まった人間達・・。
ひょっとしたら家族といる時間より会社の人との時間が長いのかもしれません・・。

よくあるケースは、

最近の社員は褒めるとズに乗ってしまうし難しい・・。（社長側）

社長が一方的にいろいろ言ううだけ・・。（社員側）

やっぱり社長は、社員に耳を傾けて・・社員も聞く耳をもって内部コミュニケーションを固めてこそだと思います。

ISOは、全員参加・・これを機に大いにかかわってみればいいと思います。
共通の話題が増えれば少しは、親近感がわくはず・・。

ISOをツールにして下さい。＼(^o^)/